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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第29章 人形とさして変わらないわたし
[11月23日] 風景:綾辻家の庭
書道大会と称した柚子への落書き遊びが落ち着くと、布団は片づけられ昨晩のステージだった座卓が再び用意された。そこで、柚子は昼食に近い朝食をとる。
男たちはその食事の様子を眺めているだけで、自分たちは食事をとらない。
「なんか、わたしだけ食べているのってちょっと照れる…裸だし。」
「いいんだ。食べてる姿も可愛いからね。それに、きれいなお作法なんだな。」
背筋を伸ばして主菜の焼き魚を丁寧にむしって食べていくその姿は、男たちを感心させていた。
「ママが、結構食事の作法に厳しくて…」
そう言いながらも、裸で食べるのはさすがにマナー違反だわ。と柚子は考える。
「さて、じゃあ今日もちゃんと綺麗にしような。」
柚子の食事が終わると、ライオンのマスクをかぶった男がさっそく差し出したのは洗面器だった。
「えっ、それはもう…ちょっとやだ…」
「大丈夫。今日はお手洗いで自分でしてくるんだ。」
そう言って渡された洗面器の中には握りこぶしくらいのイチジク浣腸が3本と、エネマシリンジが入っていた。
自分でするなら、まあいいか。と思い、柚子はそれを素直に受け取った。