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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第29章 人形とさして変わらないわたし
 その後の展開は予想された通りである。
 
 すっかりと準備を整えられた肉便器たる少女を目の前にして、男たちがそれを見逃して通り過ぎることはなかった。

 彼らは柚子の周りを取り囲むように座り込むと、早速その10本の手は柚子の全身をまさぐってゆく。

 ぁむっ…はふぅぁ…ぐぅ…

 「うぉっ、柔らっけぇ…ガキの体っていってもいっぱしのもんだな…」
 「サクヤ、おまえ、童貞のくせに何を偉そうにwww」
 「うっせ!」

 男たちは20代前半くらいに見える5人グループ。様々な会話の内容から、それは同じ大学の友人たちなのであろうと思われた。
 
 ほとんどは並かそれ以下のルックスであり、100キロ近い体重があるのではないかというくらいの肥満もいる。
 先ほどサクヤと呼ばれた男だけは脱色された髪に細身の体、そして鼻筋が通って薄めの唇、と芸能人にいてもおかしくなさそうなルックスを持っていたが、柚子がそのことにときめくわけもなかった。
 清隆の件もあり、男にそのような期待をもつ感性自体が既に柚子の中からは失われている。
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