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透明犯罪捜査官 美荻野凛々香の非日常
第5章 ―美荻野凛々香の非日常―
    ※    ※    ※

 それから、瑠偉人の要求は日に日にエスカレートをしていった。言葉巧みに凛々香をなだめすかし、ドラッグを飲ませては裸で外出する。

 姿を消さないただの野外露出であったなら、凛々香も応じることはなかったろう。しかし、見えないという一点が拒絶を鈍らせ、やがて凛々香もまた次第にこのプレイに溺れるようになっていった。

「んちゅっ……あむっ……んふっ……」

 夜のコンビニの前。煌煌と光る店内照明。瑠偉人の胸に抱かれ、互いに唇を貪る影が駐車場の車のボンネットの上で淫靡にくねる。

 ドライバーは運転席でタバコを一服しながらスマホの画面に夢中で、その影に気づく様子もない。

「凛々香……咥えて」
「うん……」

 ボンネットの上で影がふたつに分かれ、高さを変えて再び接合する。

 ぷちゅう……じゅくっ……じゅぷっ……

「見せつけるように……もっと……大きく動いて……ほら、音も立てて……」

 二人の声や、立てる物音はアイドリングのエンジン音に紛れてしまっている。それをいいことに瑠偉人は凛々香にもっといやらしく振る舞うよう求めるのだ。

「んぶっ……瑠偉人のオチンチン……映ってるよ……あんなに大きく……」

「凛々香が咥えているのもハッキリわかるね。いやらしい影絵だな……」

 凛々香の頭部が激しく前後に動く。瑠偉人のほうも、腰をグラインドさせてそれに応える。運転手がチラリとでもボンネットに目を移せば、破廉恥な二人のシルエットに気づかれてしまうだろう。

(ああっ……興奮する……凄く……ドキドキする……ふあっ……ああああっ)

 凛々香はもうすでに、このスリルの虜となっていた。

 ずぽっ……

 肉棒が唇から抜け、瑠偉人の体温が滑るようにして凛々香の背に移る。たっぷん、と凛々香の乳房の影が持ち上がり、ボンネット上で震えた。

 ズ……ニュルッ……

 興奮でとっくにヌルヌルヌになっていた女陰に、立ちバックでの挿入。

「は、あっ……」

 思わず出かけた喘ぎ声をかみ殺す。が、運転手の耳には僅かに届いたようだ。何の音かとキョロキョロと当たりを見回している。

(き、気づかれる……?)

 それまで感じていた興奮は一瞬で吹き飛び、凛々香は背筋を凍りつかせた。

 しかし、瑠偉人は動きを止めない。

 ズ……ずちゅっ……ずずっ……ずずんっ!
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