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透明犯罪捜査官 美荻野凛々香の非日常
第5章 ―美荻野凛々香の非日常―
「ちぇっ……自分だって楽しんでたクセに……」
「駄ぁ目! 野暮なこと言わないの!」
手探りで恋人の体に腕を回し、胸の中に頬を埋める凛々香。初めて透明になって過ごしたあの夜から、今日に至るまでのめくるめく官能と背徳の日々。非日常な、どこか現実感のない時間。快楽があったことは認めるが、この先どうなってしまうのかという漠然とした不安がつきまとう日々。それから解放されるのだ。何より、凛々香の気持ちを瑠偉人がわかってくれたことが嬉しかった。
「ンッ……」
唇を塞ぐ唇の感触。
「ダ……ダメよ……もうやめるって言ったでしょ……それにもうそろそろ薬が切れる時間が……」
「これが最後って言ったんだよ……最後に一回だけ……」
凛々香の胸をまさぐり始める手の動きに、先ほどの火照りがぶり返す。
「ア……ン、こんな……署の前で……」
「僕を逮捕するかい? お巡りさん」
「アン……ン、ンンッ……ふあっ」
街路樹の幹に背を預けさせられる。片足が持ち上がり、開いた股の間に押し付けられる牡肉の温もり。
にゅぷうっ……ぐにゅじゅぷっ
未だ絶頂の余韻の肉汁を籠らせていた凛々香の蜜壺は、いともたやすくそれを受け入れる。
「は……あぅ……早く……すませましょう……」
「そうはいかへんで、ボインの姉ちゃん……凛々香ちゃんやったか? せっかくなんや、こってり愉しませてもらわんと……」
「えっ……!」
聞き覚えのある、しかし瑠偉人ではない別人の声!
「駄ぁ目! 野暮なこと言わないの!」
手探りで恋人の体に腕を回し、胸の中に頬を埋める凛々香。初めて透明になって過ごしたあの夜から、今日に至るまでのめくるめく官能と背徳の日々。非日常な、どこか現実感のない時間。快楽があったことは認めるが、この先どうなってしまうのかという漠然とした不安がつきまとう日々。それから解放されるのだ。何より、凛々香の気持ちを瑠偉人がわかってくれたことが嬉しかった。
「ンッ……」
唇を塞ぐ唇の感触。
「ダ……ダメよ……もうやめるって言ったでしょ……それにもうそろそろ薬が切れる時間が……」
「これが最後って言ったんだよ……最後に一回だけ……」
凛々香の胸をまさぐり始める手の動きに、先ほどの火照りがぶり返す。
「ア……ン、こんな……署の前で……」
「僕を逮捕するかい? お巡りさん」
「アン……ン、ンンッ……ふあっ」
街路樹の幹に背を預けさせられる。片足が持ち上がり、開いた股の間に押し付けられる牡肉の温もり。
にゅぷうっ……ぐにゅじゅぷっ
未だ絶頂の余韻の肉汁を籠らせていた凛々香の蜜壺は、いともたやすくそれを受け入れる。
「は……あぅ……早く……すませましょう……」
「そうはいかへんで、ボインの姉ちゃん……凛々香ちゃんやったか? せっかくなんや、こってり愉しませてもらわんと……」
「えっ……!」
聞き覚えのある、しかし瑠偉人ではない別人の声!