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透明犯罪捜査官 美荻野凛々香の非日常
第1章 ―美荻野凛々香の日常―
首筋に触れる瑠偉人の手に力が加わり、凛々香の顔がゆっくりと下の方――バスローブの裾の、その奥へと押し付けられる。凛々香がそうされるのが好きなことを知ってする瑠璃人のいつもの行為。
導かれた凛々香が瑠偉人の股間に顔を埋め、舌を這わす。まずは陰嚢から。それが瑠偉人のお気に入りの順番だ。牡臭こもる陰毛に鼻を突っ込んだまま、チロチロと小さな舌先を閃かせ、丁寧に皺の一本一本にまで唾液を絡ませる。
睾丸をベトベトに仕上げると、今度はそこから裏筋に沿って肉茎を舐め上げる。この間、瑠偉人は捕縛するように凛々香の腕を後ろ手に固定する。
それは少し被虐嗜好のある凛々香の趣味だった。
無理やりさせられているような気分になって、それが興奮するのだ。職場では後輩として対している年下の男に――凛々香には、それがいいのだ。
そして瑠璃人はわかっていても無粋なことは言わず、ただ凛々香の感じるよう振る舞ってくれる。
「好き……瑠偉人」
「僕もだよ、凛々香……愛してる」
優柔不断な所もあるが、優しく、そして可愛い性格の瑠偉人。ハンサム、高身長、そして囁く低い声の甘さ。セックスも独りよがりではなく、野暮なこともしない。瑠偉人は女にとって非の打ちどころのないパートナーだった。
そんな想いからか、いつも凛々香のフェラチオには感謝の気持ちを表すような、奉仕の献身さが滲むのだった。
ちゅぶうっ……
優しく、丁寧に……冷たい唾液の感触が瑠偉人の分身を包み込む。頬張った亀頭を喉奥へ。そしてゆっくりと……やがて激しさ増しながら、可憐な唇が肉茎に吸いつき上下する。
(ああっ……瑠偉人……瑠偉人……好きっ……ん、んんっ……お口の中が瑠偉人でいっぱい……瑠偉人も……いっぱい感じて! あたしのお口で気持ち良くしてあげる……)
導かれた凛々香が瑠偉人の股間に顔を埋め、舌を這わす。まずは陰嚢から。それが瑠偉人のお気に入りの順番だ。牡臭こもる陰毛に鼻を突っ込んだまま、チロチロと小さな舌先を閃かせ、丁寧に皺の一本一本にまで唾液を絡ませる。
睾丸をベトベトに仕上げると、今度はそこから裏筋に沿って肉茎を舐め上げる。この間、瑠偉人は捕縛するように凛々香の腕を後ろ手に固定する。
それは少し被虐嗜好のある凛々香の趣味だった。
無理やりさせられているような気分になって、それが興奮するのだ。職場では後輩として対している年下の男に――凛々香には、それがいいのだ。
そして瑠璃人はわかっていても無粋なことは言わず、ただ凛々香の感じるよう振る舞ってくれる。
「好き……瑠偉人」
「僕もだよ、凛々香……愛してる」
優柔不断な所もあるが、優しく、そして可愛い性格の瑠偉人。ハンサム、高身長、そして囁く低い声の甘さ。セックスも独りよがりではなく、野暮なこともしない。瑠偉人は女にとって非の打ちどころのないパートナーだった。
そんな想いからか、いつも凛々香のフェラチオには感謝の気持ちを表すような、奉仕の献身さが滲むのだった。
ちゅぶうっ……
優しく、丁寧に……冷たい唾液の感触が瑠偉人の分身を包み込む。頬張った亀頭を喉奥へ。そしてゆっくりと……やがて激しさ増しながら、可憐な唇が肉茎に吸いつき上下する。
(ああっ……瑠偉人……瑠偉人……好きっ……ん、んんっ……お口の中が瑠偉人でいっぱい……瑠偉人も……いっぱい感じて! あたしのお口で気持ち良くしてあげる……)