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透明犯罪捜査官 美荻野凛々香の非日常
第1章 ―美荻野凛々香の日常―
「ん……ううっ……いいよ。凛々香の口……凄く……気持ち良いよ……」

 瑠偉人の抑えた喘ぎ声。肉棒の脈動が舌を通して伝わってくる。

(瑠偉人……感じているのね……可愛い。でも……いつもより勃ちが遅い気がする……疲れているのかしら?)

 行為を通して体調がわかるということに、恋人同士の絆を感じる。

(最近仕事も憶えていっぱしになってきたものね……ウフ、ご褒美にもっと……もっと感じさせてあげる! 私のお口で、もっともっと硬く、大きくしてあげるんだから!)

 燃え上がる凛々香。熱のこもった舌使いが、逞しい剛直をしゃぶり上げる。こみあげる切なさに眉根を寄せて、睫毛を震わせ吸引に没頭する。

「り……凛々香、ううっ……あ、く……も、もう……」

、凛々香の腕を掴む瑠偉人の手に力が籠められてゆく。射精が近いのだ。そのまま果てさせようと、凛々香はフィニッシュのために、舌先を丸め、亀頭の鈴口の先に素早く何度もつつくようにして走らせた。

「出して! お口に……凛々香のお口に頂戴!」

「ううっ! ああっ……イク……出るっ……出すぞ……凛々香……あ、ああああああああああっ!」

 ぬくうっ! ぴゅ、ぴゅぴゅぴゅっ……ぴゅぐ、ぴゅうううううううっ!

 瑠偉人の絶頂が、ネトつく生温かい液体となって凛々香の口蓋を叩く。

「ウンンンンッ! んふうっ……ふぶうううっ……」

(はああっ……出て……出てる……瑠偉人の精子……お口を満たしてる……)
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