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透明犯罪捜査官 美荻野凛々香の非日常
第1章 ―美荻野凛々香の日常―
男をイカせた充足感と興奮で凛々香自身も軽くイっていた。その陶酔の中、名残惜しむように肉茎から唇を引き抜くと、顔を上げて舌を突出し、受け止めた白濁を瑠偉人に見せる。このとき、手は瑠偉人の股間に当てる。
凛々香の可憐な唇、開かれたその間に上下に糸を引くザーメン、それがエロティックに伸びた赤い舌に絡みつく。淫猥なその様に、射精直後にも関らず瑠偉人の肉棒が反応してピクッと動くのを確めるのが好きなのだ。そして、お約束はもうひとつ。
「言って……いつもみたいに……」
甘い声でおねだりする。
「ああ……凛々香、飲んでいいよ。俺のザーメン、全部呑み込めよ」
「はああああんっ……」
そうやって命令されると、切なくて胸がいっぱいになるのだ。
「うん……凛々香が瑠偉人の精子飲むところ、ちゃんと見てて……」
こくっ……こくん……
両目と口を閉じ、じっくりと味わいながら、絡まる精液を喉に落す。愛しいものが自分の体の中に入ってゆく、愛しい人の一番大事なものが自分を満たしてゆく。そんな気がして、凛々香はこの行為が大好きだった。そしてこの時頭に浮かぶのは、常に変わらぬ言葉だった。
(好きだよ……瑠偉人)
凛々香の可憐な唇、開かれたその間に上下に糸を引くザーメン、それがエロティックに伸びた赤い舌に絡みつく。淫猥なその様に、射精直後にも関らず瑠偉人の肉棒が反応してピクッと動くのを確めるのが好きなのだ。そして、お約束はもうひとつ。
「言って……いつもみたいに……」
甘い声でおねだりする。
「ああ……凛々香、飲んでいいよ。俺のザーメン、全部呑み込めよ」
「はああああんっ……」
そうやって命令されると、切なくて胸がいっぱいになるのだ。
「うん……凛々香が瑠偉人の精子飲むところ、ちゃんと見てて……」
こくっ……こくん……
両目と口を閉じ、じっくりと味わいながら、絡まる精液を喉に落す。愛しいものが自分の体の中に入ってゆく、愛しい人の一番大事なものが自分を満たしてゆく。そんな気がして、凛々香はこの行為が大好きだった。そしてこの時頭に浮かぶのは、常に変わらぬ言葉だった。
(好きだよ……瑠偉人)