この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
琥珀色に染まるとき
第14章 MY FOOLISH HEART

「あっ!」

 そこを潰しながら、分身で蜜壺の奥も攻めてくる。しばらくそうされると、びくびくと身体が震え始め、もうなにも考えられなくなった。

「いや、あぁ、景仁さっ」

 どこかに飛ばされてしまいそうな感覚に恐れを感じ、無意識に手を伸ばす。それを掴んだ彼は、脱力した身体を脚の上に引き戻してくれた。

「好きっ……好きよ……」

 泣きたくなるような気持ちで広い肩にしがみつけば、彼はきつく抱きしめてくれた。涼子、涼子、と吐息のような声をこぼしながら。
 彼に名前を呼ばれるだけで、まるで愛の言葉を囁かれたように胸が熱くなる。彼にとって相手の名を口にすることは、なによりも深い愛情を伴う行為なのかもしれない。

 熱い繋がりはそのままに、背を支えられながらゆっくりと後ろに倒され、涼子はベッドに沈んだ。開いた脚を持ち上げられ、突然の羞恥に小さく声をあげると、薄く笑んだ彼が腰をまわすようにして奥を揺さぶってきた。

「あぁ……そ、こ……だめっ」
「そう、ここ、ね」

 勝手に漏れた声を合図に一気に攻めたてられる。彼もよく知る弱いところを狙って、押しつけるようにこすられ、蜜壁がそれに応えるようにうねった。的確すぎる刺激に、あっという間に次の波に導びかれる。

「あっ! やっ、あっ、あぁっ」

 中が小刻みに震え、そのときが近いことを知らせている。最も大きな渦に飲みこまれる――そう感じた瞬間、蜜壁がねじれるような収縮が訪れた。

「あっ、あ、ん、ああっ……!」

 頭の中に火花が散り、炎となって燃え上がる。

/429ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ