この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
琥珀色に染まるとき
第25章 Clayのもとへ還る心

「……っ、あああ……!」

 さらに存在感を増した荒ぶる欲望が、いきなり後ろから突き刺された。
 中をみっちりと満たした巨砲にかき回される。それはまるで獣の交わりのように、容赦を知らない。激しい蜜音が部屋中に響く。

「あっ、あっ、待っ……お願い……ゆっくり……」
「ん、ああ……悪い」

 つい興奮して、と若者のようなことを苦笑混じりに囁き、彼は動きをゆるやかにする。しかし与えられる快感が軽減するわけではなく、生身の彼と自身の性器が奏でるいやらしい音も、静かな行為の中でよりいっそう大きく感じられた。

「ああ……だめ……っ、あぁ……」

 向き合ってするそれよりも奥までえぐられるような感覚に、自ずと蜜壁が彼を締めつけた。
 喘ぎにも似たため息を漏らした彼は、涼子の腰を掴んでいた手を前に滑りこませ、茂みの奥にある秘芯をその指でとらえた。勃起した艶やかな粒をこすりながら、もう片方の手は揺れる乳房を揉みしだく。

「涼子……っ」

 耳元で甘い囁きを繰り返す低い声は、なによりも激しく心を揺さぶり、しっとりと濡らす。

「あぁっ、景仁さ……」

 涼子が助けを求めるかのごとく振り向けば、どちらからともなく舌を絡ませ、交わる吐息の熱を確かめ合った。
 背にのしかかる愛しい男のぬくもりは、心まで包みこみ、その安心感が身体の奥底をほぐすと、繋がる二人をより一つに溶け合わせる。どちらのものかわからない悦びの汁は、結合部から溢れ出し、絶えず蜜音を鳴らし続ける。

「あっ……もっと、奥に……」
「もう欲しいの?」
「んん……あぁん」

 ねだるような鳴き声をあげて懇願の視線を送るも、意地悪な笑みを返される。

/429ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ