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戦国ラブドール
第8章 紅天狗(べにてんぐ)
赤月は下からその様子を眺めにやにやと笑いながら、気まぐれに腰を揺らす。だが男達が一巡すると口と尻を解放し、色に狂う大海へ甘く囁いた。
「最高にいい思いをしたいなら、俺達の慰み者になると誓うんだ。そしたら、中に出してやる」
途切れた快楽に、奥に潜む何かが叫ぶ。早く肉棒と白濁にまみれたいと、空気が囁く。大海の心臓を叩く音は早く、息は荒い。今ここで思考しているのは、もはや大海ではなかった。
「赤月さん、こいつ売らないんですか?」
「本当にいいものは手元に置いておくべきだって、昔聞いた気がするんだよ。それとも、お前達はいらないのか?」
「いえ、そんな事は!」
冗談を言い合うような男達も、まだ剛直のままである。それが目に入ると、また大海は下から蜜を溢れさせた。
「ほら……頷けば、可愛がってやるぞ」
「ああっ!」
赤月が一度突き上げると、大海はのけぞり顎を上げる。そして頭を垂れれば、それは頷いたようにも見えた。
「よし、頷いたな。そうだな! じゃあ、お前は今日から紅天狗の女だ!」
赤月はその瞬間激しく大海を責め立て、揺れる胸をわし掴む。