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戦国ラブドール
第4章 子供の時間
特に深く刺さった犬歯が、大海の肌を傷付ける。綺麗だ、と虎之助が感じた笑顔は、もう欠片も残っていない。触れたいと思って手を伸ばしたのに、虎之助が近付けば近付くほど隠れてしまう。
逃げる相手をどうしたら捕まえられるのか。真正直に突進する事しか知らない虎之助は、体こそ大きいがまだ子どもを抜け切れていなかった。
衝動のまま大海の胸を揉み、虎之助は息を荒げる。どんな不規則な動きにも形を変え、なお弾力を維持する極上の実り。大海を屈伏させようと張り切る虎之助だが、餌に涎を垂らし貪る姿は、傍目から見れば虎之助が夢中になっているようであった。
そこばかり責めていくと、大海は身を捩り膝を擦り合わせる。
「なんでお前、こんなに濡れてるんだ?」
虎之助が大海の足を大きく広げれば、すでに滴るほど潤った蜜壺が露わになる。大海は目を逸らすが、虎之助が割れ目をなぞれば声は我慢出来ずに漏れてしまった。
「はあぁ……っ!」
「こんなに男を求めて、まだ素直にならないか? 虎之助が欲しいと一言言えば、誰と分からない男に抱かれなくても手回ししてやるんだぞ」