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戦国ラブドール
第4章 子供の時間
昨日と変わらず、中は虎之助を締め付ける。だが今日のそこは、これ以上の侵入を拒んで縮こまっているのではない。受け入れる努力をしようと心掛け、本能がより深い享楽を求めた結果だった。
「う……んっ」
与えられる快楽の量に、昨日と大きな違いがある訳ではない。むしろ人数がいた分、昨日の方が量は多かったはずだ。だが、下から響く水音は今日の方が淫らである。大海は唇を噛んで耐えるが、虎之助はそれに気付くと舌で唇をなぞった。
「あんまり強く噛むと、血が出るぞ」
「だって……おかしく、なりそ……で」
「なればいいだろ。全部見せて、どこもかしこも食わせろ」
荒々しい性格のわりに、いざこうして抱き合えば大海は大人しい女である。しかし羞恥で縮こまる体を反らせるよう深く指を突き入れれば、耐えきれずに鳴き声を上げる。大海が身を捩るたび虎之助のものも擦られ、求める声はより大きくなっていった。
「そろそろ、欲しいんじゃないのか? それとも一度、気をやっておくか?」
与えられた選択肢に、大海はたじろぐ。どちらにしても虎之助へ強請るのは確かだ。普段の大海ならば、意地でも答えない質問である。