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アペリチーフをご馳走に。
第1章 アペリチーフをご馳走に。
それが良いことか悪いことなのか……。

かといって自分では何をどうしたら良いのか解らずにいた梨子は、結局観念したようにのろのろと制服を脱ぎ始めた。

自分自身に暗示をかけるように心の中で風邪、風邪と唱え、適当なタイミングで今日は上がらせて貰おうと…つんと尖った乳首を隠すようにタオルを握り、友人の勘違いにすがるようにプールに向かう。



プールサイドは和気あいあいと準備運動やお喋りに勤しむ部員が散らばっていた。

新しい施設ということもあり、水泳部という比較的マイナーな運動部だが去年一昨年よりは男女共に部員も増えたらしい。

通常の25Mはもちろん大きな大会を見越して本格的に50Mのコースが設けられ、梨子のようなスタンスの者も記録を目指して練習に励む者も、互いに遠慮することなく水に入ることが出来るのもその一因かもしれない。

プールサイドも広く、おしゃれ目的で植えられたような名も知らない植物もまだ青々としていた。

「──あ、梨子。ちょっと」

「あ…はい…」

プールサイドに入ると、梨子は待ち構えていたように新谷に呼ばれた。今は部員らのタオルが積まれている見学用のベンチと簡単に書き物が出来る程度の机がそのおしゃれ植物の隣にあって、新谷はそこで梨子に手招きしていた。

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