この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
貴女に溺れて彷徨う
第3章 不自由への憧憬


 ドライヤーを置いて、あたしは後ろから響に腕を絡めつける。腰を低めて彼女の耳を唇で触れて、バスローブの紐を解く。


「もっと分かるように嫌がらなくちゃ、やめないよ……響さん」

「はぁっ、……」

「響さんが思うより、あたしずっと自由だよ。縛ってくれる人なんていないもん。いつでも目移り出来るんだよ」


 振り返ってきた響の唇をキスで塞いで、指を絡める。


「早く、寝ようって……」

「じゃあ、そっち行こ」


 頷く響の手を引いて、あたし達は寝台へ移る。

 ダブルベッドの皺一つないシーツに響を座らせて、あたしはキスの続きを始める。シャワーでふやけた唇は、ふっくらと甘く温かい。はだけたバスローブを早々に除いて、ショーツだけになった彼女の胸を手のひらに覆い、とろけるような手触りを揉み込む。


「んんッ……んっ、はぁぅ、……」

「響さん……綺麗……それに可愛い……」


 まだしとりの残った髪を手櫛に通しながら、あたしは昼間の色素を落とした彼女の唇を割り、舌を差し入れる。指の腹に撫でたり指と指の間に挟んでこねくる胸の先端が、反応しているのが見なくても分かる。もう一方の胸にも同様の呼び水を施しながら、彼女の白珊瑚のような歯列をくすぐり、歯茎の裏側に舌を伸ばす。
/254ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ