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貴女に溺れて彷徨う
第1章 眠り姫は魔法で目覚める


「いやらしい格好……目、そんなに潤ませて。息の音、聞こえるくらい興奮してるね……こういうの、願望だったんでしょ」

「待って下さ──…あの、浮気に入るんでしょうか?……電気、せめて消して……」

「電気消したら、何しても良いの?」

「そんな、わけじゃ……あっ」

「消さないけどね。それにそんなよがった顔してたら、浮気じゃない?」


 白い果実の先端を、そよ風がつむじを描くほどの力でこねくる。薄褐色のコットンパールを口に含んで、皺だらけのそれを唾液に沈めて、今度は強めにつねり上げる。


「ああっ!!」


 くねくねと腰を踊らせるみなぎは、まるで水を失くした魚だ。

 折り畳んだ布団に彼女を仰向けに寝かせて、彼女のサブリナパンツを下ろす。見かけより弱げな白い二本の太ももがむき出しになり、中央にシミが滲み出ていた。


「こっ……こんなことして、本当に美容に良い、んんっ、ですかぁ……ァッ……?!」

「もう良いじゃん。理由なんて。みなぎのここは、正直にしっとりしてるよ」

「はぁっ、そんな……誤解、です……あぁんっ……」
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