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貴女に溺れて彷徨う
第2章 醜いものは塗り隠せばいい


「大瀬様!こんにちは」

「こんにちは。予約していたフレグランススプレー、取りに来るのが遅くなってごめんなさい。新作のサンプルも見せていただけますか」

「いえいえ、予約票お預かりします。サンプルはこちらのショーケースをご覧下さい」

「有り難うございます。もぅっ、お姉さん今日も可愛いんですから!」

「畏れ入ります、大瀬様こそお美しいです」


 今しがた見えたのは大瀬響(おおせひびき)、数多いるTenue de bonheurのファンの中でも特に熱心な常連客だ。


「わぁ、容れ物可愛いですね。色はサイトで見ていましたけど、実物だと余計に悩むなぁ」

「アイカラーパレットですと、メインカラーはこちらのスモーキーピンクとグレーの02番です。左上のホワイトは肌につけるとこまかいオーロララメがキラキラして、白っぽくならないんですよ」

「珍しいですね。でもこっちのブルーグレーも気になります」

「あー、大瀬様ならどちらもお似合いそうですねぇ。私も悩みます」

「ほんと?どっちも似合いそうですか?んーでしたら、お姉さんにそんなこと言ってもらっちゃったら、どっちも予約するしかないですね」

「有り難うございます」

「あとネイルが──…」
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