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貴女に溺れて彷徨う
第2章 醜いものは塗り隠せばいい
「ひぃ、本当は変態……なんですぅ。彼を思い出しても悔しくて濡れないから、た……高垣さんのこと考えて、会ってる内に、想像出来るように準備して、帰って……──いつも……」
「してたの?」
「…………ごめんなさい」
「想像上のあたしって、ひなたを目でも犯してたの?」
「は……い……」
「指は、こんな感じ?」
「ひゃぅっ」
細い骨にマシュマロをくるんだような太ももを内側から押し広げたあたしは、割れ目に布を押しつけた。体温を帯びた湿り気にとろけそうになる指先を、クレバスに沿って滑らせていく。
「ァンッ」
「想像通り?……濡れやすいんだね。一人でする時、どんな風に動かしてるの?こんなとこ、触ったりもするの?」
「ひゃんっ……言、えるわけ……ないじゃないですかぁ……」
「どうせ誰も聞いてないってば。それとも、そんないやらしい格好で、勝手にいやらしい想像していた悪い子猫ちゃんは、躾けないと良い子にならない?」
寝台に身体ごと投げ出したひなたは、一度とっくに気を遣った具合の顔を仰向けていた。
あたしは彼女の片脚に跨って、ベビードールのフリルを分けて、へそに唇を落とす。
改めて見ると、パンティのレースは尻の割れ目まで透かしていて、ブラジャーも乳輪から内側が隠れているだけだ。
どこに触れてもひくひくと撓るひなたを存分に愛でたあと、卑猥な衣装を剥ぎ取った。