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貴女に溺れて彷徨う
第2章 醜いものは塗り隠せばいい
ちゅぷ……くちゅ……
椀型の乳房に載ったひなたのコットンパールは、熟れた桃色だ。口に含んで転がすと、皺々に硬くなっていく。あたしの胸の下辺りでひくひくと震えるひなたの腹を撫でる指をみぞおちへ移し、恥丘を覆った茂みをくすぐる。
「ァンッ……!あぁぁぁ……あっあん……──アァッ……」
喉を突き抜けていくソプラノは、切なげに濡れて、常に警戒心を巡らせていたひなたの声とは思い難い。もう一方の乳首にも同じ愛撫を施しながら、喉をいじって腰を撫で、クリトリスを軽くつねる。
「気持ちぃっ……こんな、こんなの……久し振りぃ…………」
「ふぅん。でも、久し振りだけじゃ許さない。初めてってくらい……気持ち良くさせてみせるから」
「ふっ……んっ!…高垣さんっ、いやらしいですぅっ……アァッ……」
「ひなたには負けるよ。あたしは一人でしたことないし。……ひなたが自分で可愛がってきたとこ、どんな風になってるだろうね。人に見せるのも久し振りでしょ?」
「やぁっ……穴が、あったら入りたい……」
顔を覆ったひなたの腕をつかんで、彼女の頭上に持ち上げた。
あたしはロープを持ち出して、彼女の右手首と左肘、左手首と右肘を固定する。余った端をヘッドボードに括りつけると、露出した腋の渓谷にしゃぶりついた。