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貴女に溺れて彷徨う
第2章 醜いものは塗り隠せばいい
「みなぎ……綺麗。こんな綺麗な肌、見たことないよ」
「んっ……普通、です……」
「そのよそよそしい言葉もやめて」
「恥ず、かしい……」
「一番仲良かった子には、もっと馴れ馴れしくしてたじゃない」
「私のことなんて、覚えてもいなかった、くせっ……にぃ……──あぁんっ!……」
ショーツに差し入れた指の腹を、濡れた肉薔薇にうずめる。
誘惑的な白いブラジャーを取り除き、たぷんとこぼれた胸をじかに揉みながら、あたしはみなぎの背中や腰をちゅぷちゅぷと吸う。
「思い出したよ。みなぎのこと気になって、みなぎのことずっと考えるようになってから、思い出したよ。すごい真面目な可愛い子がいたこと」
「莉世、……そんな、こと……言われてもぉ……」
「私のこと、好きになりなよ。こんな下着つけて、爪までお洒落して、興味ないなんて言わせない」
「はぁっ、ぁ……ああっ……」
「我慢ばかりは良くないよ。それにあたし、口は固いから。みなぎに迷惑はかけない」
「んんぅっ!!」
脱いで、と、明るい茶髪の影差すみなぎの耳にささめく。
従順な人形よろしく彼女がショーツを下すと、縮れ毛の覆った愛らしいふっくらとした恥丘が露出した。