この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
貴女に溺れて彷徨う
第3章 不自由への憧憬


「やっぱ色っぽいね。出すぎず凹みすぎず、が却って好きだな」

「普通っていう表現、睦、上手いね。そりゃモテるわ」


 豪快にブラジャーまで床に落とす。さっさと全部、と睦の声に命令口調が混ざったところからして、やはり彼女も相当悪ノリしていると思う。


「…………」


 睦とはありふれた友人同士で、これは謂わば将来のための勉強会だ。

 心の中であたしが自分に言い聞かせていると、ソファを立った睦が距離を詰めてきた。ネイビー基調のレジメンタル柄のシャツにチャコールグレーのスラックス、仕事が出来る格好良い女──…といった佇まいの彼女とは対照的に、あたしは今や丸裸。


「はっ……ん」


 閉じていた脚と脚の間にねじ込まれてきた指先が、ぬちょ、と粘性のある音を引きずり出した。


くちゅくちゅ…………ちゅぷ……くちゅ……


「アンッ!!」


 割れ目の頂に指の腹がこすれた瞬間、あたしはがくんと太ももを揺らした。壁に背中を預けていたのと、睦の手があたしの手首を縫いとめたのとで、体勢が崩れることは免れる。


「いやらしいヤツ。あれだけ嫌がってたのに、ぐしょぐしょじゃん」


 目の前に、てらてらとした艶をまとった睦の指が持ち上がる。彼女はそれを、あたしの口にこじ入れてきた。
/254ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ