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一度くらい夢を見たら
第4章 夢の結末・・


月刊官能の発売日、毎月美奈枝は

あの本屋に足を運んだ。


だが、あの翌月も、

そのまた翌月も、

蛍慎之介の小説は掲載されていなかった。


・・もうこの雑誌に書かないのかしら?・・


なぜ載っていないのか、

その理由がわからぬまま翌月を迎え、

それを3回繰り返した。

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