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琥珀色に染まるとき
第4章 虚しい戯れのあとは
隣に座り直した女が、手を掴んできた。小柄な身体のわりに肉感的な胸のふくらみに押し当てられる。
やれやれ、と思いつつ、景仁はそれをゆっくりとマッサージするように揉みながら、先端の突起を指の間に挟んで刺激を与えていく。女が小さく反応を示した。
「どんなふうにされたいですか」
耳元で囁きながら、突起を指先で摘まんでこねてやると、それはすぐに硬く盛り上がり、その淫らな存在を主張し始めた。
「あっ……優しく、ゆっくり、丁寧にしてぇ」
瞳を潤ませる女は、たまらない様子で懇願してくる。返事のかわりに、身をかがめて薄茶色の実を口に含むと、女は短い嬌声をあげた。
左右の頂を舌と指で優しくもてあそびながら、太ももに手をかけて大きく開かせる。黒々とした茂みの奥で十分に熟した芯をこねまわせば、女の声はだんだんと長く、大きくなっていく。
そのうるさい口をキスで塞ぎ、すでに閉める力を失っている小さな唇の隙間から舌を侵入させる。わざと音を立てて吸いつくと、女は閉ざされた口内で鼻にかかった喘ぎを漏らす。
どうやら、そのキスは女の淫乱スイッチを押してしまったらしい。
唇が重なったまま、小さな身体に押し倒されて景仁はベッドに沈んだ。せわしなく蠢く女の舌をなだめるように、ゆっくりと絡め取ってやる。
「ん、ん……はあ……」
熱い吐息を漏らした女は上体を起こし、景仁のバスローブをほどいて下半身をあらわにさせると、そこに自身の秘部を押しつけるようにして腰を揺らし始めた。