この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
琥珀色に染まるとき
第4章 虚しい戯れのあとは

 すでに開花しきり、濡れそぼった秘部は、女がくねくねと腰を振るたびに卑猥な音を立てる。その細い腰を支えてわずかに身体を持ち上げると、そこから溢れた透明な蜜が景仁自身を濡らしているのが見えた。

「ああ、こんなにして」
「いやっ、言わないでぇ」

 女は手の甲を口元に当てて目をそらしている。これがいわゆる、“恋人ごっこ”なのだろうか。それとも、本当の恋人にはこうして恥じらう姿を見せているのだろうか。景仁は鼻で笑い、その身体を引き寄せた。
 覆いかぶさってくる二つのふくらみに手を沈めると、それは柔らかに形を変える。たわわな果実を両手で揉み上げながら、片方の頂の周りに舌を這わせて円を描くようになぞる。すっかり敏感になっている身体は、その淡い刺激にもわかりやすく反応した。

「ああん、焦らさないでっ」
「優しくゆっくり丁寧に、でしょう?」
「意地悪ぅ……」

 耳障りな甘い声を聞き流しながら、ぷくりと膨れ上がっている実を舌先で攻め、口に含んで吸い上げる。ときおり甘噛みしてやれば、豊満な乳房は小刻みに震える。

 終わらない愛撫に耐えきれなくなったのか、倒れこんできたその胸が視界を覆った。悪いが、こんなところで窒息死させられるわけにはいかない。
 女の身体を支えて一緒に上体を起こす。脚を広げて上に座る女の、ぬかるんだ陰裂の奥に自身を突き立ててやろうと思った。だが、“優しくゆっくり丁寧”のリクエストを受けた以上、もうしばらく弄ってやらなければならない。これは、女と交わした契約なのだ。

/429ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ