書籍化作品 詳細ページ
不良の彼は 甘くて強引
弓月 舞
イラストなな
発売日 | 2015/8/29 |
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出版社 | 一迅社 |
本体価格 | 1,200円 |
電子書籍は価格が異なります |
"清楚な女の子" そんなわたしの日常がドSな彼に掻き回される…あなたはわたしをどうしたいの?
「俺の印を植え付けてやるよ」過激で切ない恋物語が待望の書籍化
「たったあれだけで、――……俺から解放されるとでも思ったか」
この春、大学に入学して一人暮らしを始めた矢崎柚子は、ある過去から男性からの視線を避けて、目立たないよう地味に過ごしていた。
なのに、成績優秀で有能な人物と評判、でも不良の青年・市ノ瀬匠に目を付けられてしまう。
柚子は強引に快楽を教え込んでくる匠を嫌悪するものの、いつしか彼に惹かれてしまい……。
清楚な少女と大きな影を背負い生きる“悪”な青年のドラマティック・ラブ!
作者からのコメント
──このお話の中で彼女はいつも泣いています。何故、その目から涙が零れてしまうのか…。そんな事にも思いを巡らせながら読んで頂きたいです。
さて、私の処女作であり原作でもある「不良の彼は 甘くて強引」は、なかなか長いお話です。書籍化にあたり文章を正規のフォーマットに落としたところ…なんと500ページオーバー。そんなバナナと言いたいところでしたが、バナナではなく…(泣)
よって、泣く泣く省いた大好きなシーンも多くありました。書き直し、組み換えては推敲を重ね、読み返してはまた修正……そうして完成したこの物語は、悔いの無い内容になったと自信をもってお伝えします。
出来上がった物語は原作とは比べ物にならないスピード感です。元は無かったシーンや台詞も混ざりました。
そんな中で期限ギリギリを滑り込む私ですから、担当様に迷惑ばかりかけてしまいました。反省しています…そして同時に、大きな感謝を。
感謝となれば、イラストレーターのなな先生に…サイト運営様に…書ききれないほどありますが、最後にひとつだけ言わせて下さい。
原作の小説は、官能小説コンテストの受賞作品でもなければエントリーすらしていません。それなのに、一迅社様が何故、書籍化の候補として目に止めて下さったのか──。
それは恐らくただの偶然であり、このサイトにはより完成度の高い小説が沢山あります。
しかし、その『偶然』というチャンスを私に下さったのは、他でもないこのサイトの読者様です。拍手やレビュー、ピックアップで、この作品を盛り上げてくれた皆さんです。
ありがとうございました。このお返しは、胸に残る物語をお届けする形で…私に表現できうる精一杯を。
是非、手元に置いて頂きたいです。