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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第6章 リトルプリンセスとプリンスの憂い



「だって……私はっ……一応っ……一応じゃないけど!他の人の物なんだもん……すす隙を見せたらダメだって……み……」


 
 三広の名を言い掛けた桃子は、突然涙が溢れて来てしまい絶句する。

 由清は一瞬驚くが、女性の涙は不可解で脈絡がないという事を知っている。時には受け流してやる事が正解なのだ。得意なポーカーフェイスで平然と桃子にこう言った。



「うん。三広君がそう言うんだね?……ところで、桃子ちゃんは何でひとりなの?その三広君に会いに東京に来たんじゃないの?」

「三広君三広君言うな――っ!」




 桃子は爆発したような叫び声を上げて由清の胸をドカドカ叩いた。

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