この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第4章 マリッジブルー・プリンセス




 白いテーブルの上に、隅から隅までカラフルなスウィーツが並んでいる。
 桃子の華奢な指が小さなタルトを掴み、口へ運んだ。
 満足げに頬を緩めるのも束の間、直ぐに眉を寄せてしかめ面になり、ブツブツ文句を言い出す。
 三広は、桃子を宥める為にラウンジでデザートを振る舞っていた。
 桃子はメニュー全種類を制覇するのではないか、という勢いで次から次へと食べ続けている。
 三広も甘い物は好きな方だが、流石に見ているだけでお腹一杯だった。苦い珈琲を啜りながら、唖然としている。

「……ああっ!本当に気分悪い!こんなに立派なホテルなのに、従業員がなってないわね!」

 ケーキを頬張る桃子の頬にクリームが付いていて、三広は指で拭って笑った。

「桃ちゃん、お腹壊すよ?」

/210ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ