この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第4章 マリッジブルー・プリンセス




 三広は、桃子の手から伝わる熱に慌てた。

「やっぱり具合が良くないんじゃない?……クスリ!フロントでもらって来るよ」
「……待って!」

 三広は席を立とうとする。桃子は、引き留めようと、とっさに彼の髪をワシッと掴んだ。

「ひぎゃああ」

 三広が耳をつんざくような悲鳴をあげ、ラウンジでお茶を飲んでいた客達が何事かと振り向く。
 桃子は痛がる三広の頭を撫でながら、周囲にペコペコとお辞儀する。

「すみません……な、なんでもありません」

 桃子の指に残る、三広の抜けた髪を見れば大事(おおごと)なのだが……

「ゴメンね?三広君……」
「う、う……うん……」

 三広は頭を押さえ涙目で笑った。



/210ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ