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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第4章 マリッジブルー・プリンセス



「……」
「おい……美名、つまりどういう事だ?」

 美名の手を握り訊ねるが、彼女は既に寝息を立てていた。

「ひ……」

 頬に手を伸ばすが、諦めて溜め息を吐く。眠る美名の身体に毛布を掛けてやった。
 小さな子供がスヤスヤ眠るかの様な彼女の顔を見たら、これ以上の詰問はできない。

(そうだ……美名が自分から誘う訳がない……悪いのは……美名の可憐さに目が眩み手を出した奴だ……)

 綾波は、静かにベッドから降りるといつもそうする様に、床に散らばった美名の服や下着を拾い丁寧に畳む。
 自分も下着とズボンを穿いてシャツの袖に腕を通しながら、美名の言った事を考えてみた。



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