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第5章 激情のお仕置きタイム

「じゃあ、昨日会ってた綺麗な女の人たちは誰？　谷内くんと遊ぶってあたしには言ったよね？　あと前にも、あの女の人たちと会ってたよね？　連絡先交換したのがたまたま見えたの」

　そう切り出した途端、柚留は明らかに「あ……」という顔をした。やましいことがバレた表情。

「……見て、たんだ」

　やがてぽつりと。
　内心ショックを受けた。何？　その顔。

「あの人たち誰？　どういう関係なの？」
「どういうって……。変な関係じゃないよ？」
「じゃあ教えてっ」
「それは……」

　柚留の困った顔。
　そして少しの沈黙のあと、返ってきた答えは……。

「ごめんね、言えない」

　大きなショックだった。柚留の浮気をちょっとは疑ったけど、柚留がそんなことするわけないって気持ちもあったのに。別にやましい気持ちがあって女の人たちと会ってるわけじゃないって笑って説明してくれるかも、むしろそっちに期待していた気持ちが強かったのに……。
　言えないって、何っ！

「あっ、そうっ！」
「……まりねちゃん？」