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第5章 激情のお仕置きタイム

「……やっぱり、気持ち良かったんだ」

　囁くと、柚留は目元まで真っ赤にして慌てて柚留のを触るあたしの手を掴んだ。
　あたしたちの後ろには、幸い誰もいない。みんなの視線は教授に向いているし、あたしが柚留に体を密着させても、気づかれることはないと思う。
　再びローターを振動させる。

「……っ」

　柚留はあたしを振り向いて、視線で止めてと訴えかけてくる。もちろんそんなの無視。
　さらに振動を強めにしてみた。

「あ、んん……っ」

　ふるふると上半身を震わせて、机の上に突っ伏すようにして声や反応を抑えようとする柚留。
　可愛い。そんな様子を見てるともっともっといじめてやりたくなってしまう。
　だけどみんながいる講堂だし、これ以上振動を強くして、おもちゃを入れていることがまわりにバレても困る。こんな変態プレイ、知られたくないし。
　あたしはそれ以上はリモコンをいじらずに、柚留にも手を出さず、講義が終わるのを待った。