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第5章 激情のお仕置きタイム

「ここなら、大声出さなきゃ見つからないよ？　ほら柚留、ぼーっとしてないで、下全部脱いで？」
「で、でも……っ」
「嫌ならいいもん。してあげないから」

　奥の個室で柚留の前にしゃがみこみ、柚留を見上げながらの会話。
　舐めてあげるつもりだった。
　柚留が拒否しようとしたから、あたしはまた立ち上がる。踵を返そうとした瞬間、右腕を掴まれる。

「……行っちゃやだ」

　それを柚留が止める。

「脱ぐ……から」

　羞恥のせいか、あたしから顔を背けて、小声でそれだけ。

「早く」
「……うん」

　柚留は震える指先で、留め具を外してズボンを下ろした。黒いポクサーパンツを突き上げる柚留の大きくなったそれ。
　ほんの一瞬躊躇したけど、すぐにパンツも下まで下ろして言った。

「イカせて……ください」