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第48章 決意☆ﾊﾟｰﾃｨｰとは？

☆榊原誠side☆


次の部屋に移動する途中に、すぐ後ろにいる息子とその恋人がいるあたりが、騒がしくなった。

まさか、ここに来て今更逃げようとするなんて、そんなバカな事はしないと思っていた。

だが、やはり星夜はわかっていたんだな。

これから向かう部屋が、どんな内容で使われている部屋かという事を。

わかっているから、逃げたに違いない。

これから、この部屋で何が行われるのかも、気付いたのだろう。

でも、まだまだ甘いな。

この屋敷の中に逃げ場なんて、ないのだからな。

そして、逃げた事で私の怒りも最高潮だ。

お前達の関係を必ず壊してやる。

見つかるのも時間の問題だ。

少しの時間でも、二人でこの先の事を考えておくんだな。

お前達が戻る頃には、このﾊﾟｰﾃｨｰも最高に盛り上がっている頃だろう。

二人にﾊﾟｰﾃｨｰのﾌｨﾅｰﾚを飾ってもらうとしよう。