この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第51章 絆☆試される愛
「お待ちしてましたよ。お嬢さん。他のお客様達も、琉亜に飽きてきた頃だったからね。いいタイミングだったよ。」
私の背中がドンと押され、榊原さんの方へと体が倒れた。
榊原さんの腕の中にスッポリと入った私の耳元を、榊原さんがペロッと舐めた。
「いやっ…。」
「さぁ、今日のメインディッシュを美味しくいただきましょう!」
「やめてくださいっ!」
「この部屋に帰ってきたんだ。覚悟はできてるのだろう?」
「こんなこと、やめてくださいっ!」
離れようとした私の服を左右から、男の人達が力いっぱいひっぱった。
ビリビリビリ…。
あっという間にドレスは切れてハラリと床に落ちてしまった。。
やだ!見えちゃう!
慌てて手で体を隠そうとしたのに、私の手を左右から掴まれて、そのまま押さえつけられてしまった。
「おい!やめろ!愛音に触るな!」
星夜さんの怒鳴り声が部屋に響く。
その声が誰かに届くはずもなく、部屋にいる誰もが私達の様子をただ楽しそうに見ていた。