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ご主人様=ドSせんせい
第56章 永遠☆ずっとずっと
「先生の意地悪…。」
「今さらだろ?ちゃんとおねだりしろよ。」
そう言った先生の指先が私の唇をゆっくりとなぞる。
「せんせ…」
「それと、もう先生じゃないから今度こそ、その呼び名も禁止だ。」
諭すように言われた言葉に、ドキッとしながら、私は潤んだ瞳で先生をみつめた。
もう先生じゃないんだね。
私だけの大切な人。
もう自分の気持ちを隠さなくても、いつでも言えるんだ。
今ここでだって、言えるんだ。
この教室で、初めて先生に気持ちを伝えた時のように。
ううん。
今はそれ以上に先生を愛してるから、あの日以上の気持ちを伝えたい。