この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
TORTURE −対女性拷問者−
第12章 隠された真実



「綺梨っていうんだけどね、知らない人に触られると泣きだしちゃうのよ」

「ふぅん……」



言い訳をする自分が恥ずかしくて、真梨子の手が僅かに震える

トーチャーは何も言わなかったが、微妙に引っ掛かっているようだった

二人の間に不自然な空気が流れる

庭には、彼の髪を切る音だけ−−−



「終わったわよ」



コトン、とハサミをテーブルに置くと、彼は首を振って頭に手をやった



「……軽くなった」



いつもと同じ感想

それでも彼の表情から、小さな喜びが感じられる

それに安心したのか、真梨子は綺梨の方へ近づいた



「抱いてみる?」

「え、でも……」



トーチャーは戸惑った顔で自分の手を見つめた

まるでそれが穢れているかのように。



「大丈夫、私が……」



ガササッ



その時、また不審な音がして草むらが動いた



「何……?」



真梨子はそこをじっと見つめ、綺梨を守るように前に出た



パキッ



枝を踏み鳴らしながら、一人の男が暗がりから歩み出る



「俺の見張りだ」



その男は昨日トーチャーを悪魔呼ばわりした奴だった



「このガキ……舐めやがって!」



/221ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ