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Dear
第2章 新たな挑戦
蘭は笑って悠貴にそう返すが
突然蘭は2人に聞きたい事を思い出した
『どうした?』
ナツは飲み物やお菓子の
片付けをしていた手を止める
「あのね、2人に相談があるの……」
『僕でよければ聞くよ?』
悠貴は優しく笑いかける
ナツはユウ兄と同意見みたいで、
『言ってみろよ』
と言いながら私の顔を見る
「私が人見知り激しいの、
2人は知ってるよね?」
蘭の言葉に兄弟は無言で頷く
そう、私は同じクラスの人でさえ
話しかけられない、
"超"が付くほどの人見知り