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二人の密会
第3章 雌犬の開眼
城崎温泉に日帰りで蟹を食べに行こうってなって、僕は始発の電車で天王寺駅へ
雌犬は路線バスで天王寺駅へ

当然ながら寒くて、手を握りながら僕のコートのポケットの中へ
そんな早い時間でも平日朝の天王寺駅って満員
逆に考えれば見られてるようで、見てないって事
人が死角を作ってくれる
露出には楽しめるスポット

寒いから雌犬も厚着をしてきたが、

「前のボタン全部外せ」

「寒いんだけど」

「寒いのは表面的だけだろ。芯は恥ずかしくて暖かくなってくる」

雌犬はデニムのミニスカートで犯されに来た

「そのスカート、もっと上げろよ。寒いのは変わらん」

地下道や横断歩道を通らずに、わざと歩道橋を歩かせた

「見られてると思ってるの自分だけだ」

「でも、恥ずかしいし、何より寒すぎる」

「構内に入れば温くなる 」

雌犬は早歩きで歩道橋を渡りきり、さっさと構内のコンビニの奥に逃げ込んだ
買い物もあったから、予定はしていたが、トイレに駆け込む勢いだった

ビールを20本くらい買って、おつまみなども足したら、結構な重量で
雌犬が結構飲むし、僕も運転しなくていいから遠慮なく飲める
天王寺駅から城崎温泉駅まで3時間半の長旅
大阪は雲っていたが、竹田くらいで雪に降られ銀世界に
電車もシーズンで満員だった
車内ではずっと手を握ったり、腕を組んだり
雌犬はそういうデートがしたいって思いがあって、地方に行く
誰も知らないから、腕組んでても夫婦としか見ないだろう

隣に座って、僕のコートを膝の上に置く
雌犬の手を股間に擦りつけると、チャックを下げて、チンポをいじり始めた

「欲しくなってきたのか」

「入れて欲しい」

「ここでパンティを脱げよ」

「ここで? 隣に客がいてるよ」

「だから、何? 女やん、目が合ったら、愛想笑いでもしとけよ」

雌犬の娘と同じくらいの年齢の女が通路を挟んで右の席にいる

「早く脱がないと着くぞ。雌犬のホムペのネタにもなるだろ?」

雌犬はビールを一気飲みして、酔いの勢いで顔を僕の方を向けて脱ぎ始めた

「脱いだパンティを渡せよ」

パンティを雌犬の膝の上に置いてやった
ガラスに映った通路の隣の女は、こっちを見て、雌犬のパンティを暫く見ていた

「あの子にこの状況と僕等の関係って、どう映ってるんだろうか。あの子の頭の中を知りたいなぁ」

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