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歪んだ愛を。
第1章 出会い

「あの、…なんですか…?」
俺は小動物みたいにビビりながら葵に話しかけた。
すると葵はサングラスを取って……
俺は見蕩れた…外人かってくらい
彫り深くて目がグレーで凛々しいのに淑やかで…
ミルクティーブラウンの髪と顔が合いすぎてて。
耳が隠れるくらいで襟足は首あたりまで。
その首がまた細いのなんのってまじ綺麗なんだ…。
「いや?特に意味は無いんだけどこんな暑いのに
よく勉強なんかできるなぁと思って見てた」
そう言って葵は横の髪を耳にかけて妖艶に笑った。
いやいや、お前の格好の方が暑いから!
そう心の中でツッコミながら
葵の格好に目をやった。

