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1000文字で綴る男と女の物語
第4章 『ウェディング・デイ』
花嫁の控室。
純白のウェディングドレスをやっと纏うことができた。
立ち上がりくるりと回る。
揺れるレースの裾。
ひとりでに顔がほころぶ。
私は着付け係の人に「ちょっとトイレに行ってきます」と言って部屋を出た。
急いで廊下突き当たりの「多目的トイレ」に向かう。
トイレは「使用中」になっていた。
ドアをノックし、中に声を掛ける。
「私よ」
ドアのロックが外された。
急いで中に入り、直ぐドアに鍵をかけた。
待っていたタキシード姿の彼の首に腕を回す。
貪るように舌を絡める。
「遅かったじゃないか……もう待ちきれないよ……ほら」
彼がレースの手袋をはめた私の手を、自分の股間に導く。
そこはもう硬く上を向いているのがわかった。
彼が自分でベルトを外す。
私はステンレスの手すりを両手で掴むと、彼に後ろを見せた。
彼が幾重にも重なったレースの裾を、もどかしそうにまくり上げる。
パンティーが荒々しく引き下ろされる。
彼の熱い先端が当てられた。
すぐさま、押し入ってきた。
私ももう準備が出来ていた。
「ああっ!」
私は自分の口を塞ぐ。
彼が乱暴に突き上げる。
彼のはいつもより硬く、いつもより熱い。
凄い興奮しているのがわかる。
私も同じ……ああっ、こんな姿で彼からされるなんて……。
「ずっと待ってたんだこの日を……ウェディングドレス姿の君を犯すようにするのが夢だったんだ……やっとその夢が叶った……」
彼はそう言いながら、まさにレイプするように後ろから激しく突く。
「あっ! だめっ! いやっ!」
そう声を上げると、もっと犯されている気分になる。
「ああっ!、もうだめだ! 出すぞ、中に出すぞ!」
「だめよっ! だめっ! だめっ!」
「いいじゃないかっ! 今日から君は……今日から君は……ああっ、だめだっ! 出るっ! 出るっ!」
そう言い放った途端、彼のものが、中で更に硬く膨れ上がり、跳ね上がった。
彼がそれをもっと奥に突き刺す。
「あああっ!」
塞いだ口から声がほとばしる。
硬い先端が私のその場所でとどまり、何度も何度も脈打つ。
ああ……いいわ、いっぱい出して……。
だって……今日から私は……あなたの知らない男のお嫁さんになるんだから……。


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