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〇〇を教えて。。
第4章 色々あってムズカシイみたい☆☆
――――その頃…


宗一郎は、細胞分裂の研究レポート作成に集中していた。

デスクにてPCを睨むように見ながら打ち込んでいく。

(E細胞が分裂を繰り返したあと合併した………)

研究に携わって3年。
合併したE細胞を、人間の細胞に拒絶反応なく合わせることが可能なら………

人のガン細胞を発癌以前の段階で止めることが出来る!


______癌自体を無くすことが出来るかも知れない。




人間は病に対して予測しか出来ず、
また病が現れてから特効薬なり手術なりで治療するしか手立てがない。


現代医学は、
病に負けている。

宗一郎は、祖父から受け継いだ研究生物を護るとともに…………
いち生物研究者としての使命感を持っている。


癌はいまや死亡要因1位の大病だ。。


PC画面を見つめる青い瞳には熱い炎が宿っていた。










猿____理玖のことは、遥か彼方へ飛んでしまっていた……………………


















渚遥香に連れられて、
理玖は別のファッションビルのナカに居た。


何やら高級そうな紳士服の店だ。

『ひょー、値札ついてねぇし!』
つるりとした素材のスーツを見て理玖は思わず声を挙げる。

何せ服といえば古着か、せいぜい一万円までのものしか着たことがない。


渚遥香は、
怪訝な表情をした店員に『気になさらないで。
熱があるのよ。この男性に似合うスーツをお願い出来るかしら』
と微笑む。

そしてウロウロする理玖を捕らえて(しっ。あなた、黙ってなさいっ)と小声で叱る。
(着替えさせてもらいなさいな)
と理玖を店員に突き出す。


店員は表情を戻すと、
恭しい仕草で理玖をカーテンのナカへと誘導する。


_____15分後。

カーテンが開き、
出てきた理玖を見て渚は息をのんだ。

『まあ…………………変わるものね』


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