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〇〇を教えて。。
第5章 ムズカシイけどイイみたい☆
『そっかあ。
じゃあ仕方ないよなぁ』


夜、真田のアパートを訪ねた宗一郎。

「毬佳は学会が続いて忙しい」と見え透いた嘘で言い訳をつける。

てっきり「じゃあ待つよ」と言い出すかと思っていたら、
真田はあっさり諦めた。

『どうも多忙すぎるみたいでね………』
宗一郎は言い訳をプラスする。



真田は眉を下げて頭を搔き笑う。
『先生、気を遣わせて悪いね(笑)
断られたんだろ?』



『___え』




『分かるよ、それくらい。
医者と俺じゃ天と地の差だもんな。
年齢やら相性以前にイキモノが違うよなぁ』


真田は笑っているが、
辛そうだ。



上手い言い訳もそのフォローすら出来ない宗一郎は目線を反らす。

『あ、ああ…………
そういえば理玖は??
もう夜間バイトに?』
夜間バイトということにしておいた。

知っているのは真田だけ。




『ああ、
まだ会社にいるよ。
もう帰ってくるはず』

噂をすれば。


外階段をカンカンカン♪♪♪と軽快に駆けあがる足音がして『うお?
宗一郎じゃん!』と理玖が現れた。



『___お疲れさま』
宗一郎が理玖に声をかける。


真田は「じゃあ先生また……」と暗く部屋にすっこむ。




『どした?
真田さん暗いな。

宗一郎、入る?』
理玖が自宅の鍵を開ける。




宗一郎は『え、ああ。じゃあ失礼して』
と理玖の部屋に入る。


『おい………理玖。
キミは危機感がないのかな』

床にボストンバッグがまんま転がっていた。
中身(札束)がはみ出している。


流しで水を飲む理玖。
『ん-?
あはは、宗一郎知らないの?
隠したほうが窃盗犯は見つけやすいんだぞ』


宗一郎は床に腰を下ろした。


『経験談か?(笑)』



『あったり前だよ。
隠し場所って限られてんだよ?』
理玖はニヤニヤ笑いながら、
Tシャツとジャージを脱ぐ。

タンクトップから出た隆々しい筋肉。

『___僕の付き方と違うな………』
宗一郎は見惚れつつ呟く。

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