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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
毬佳は腕を組む。


『……………ふうん…………
あの渚がねぇ』



渚と視線が絡み、
火花が散る。


『何とでも言っていいわよ。
私は私で誇りがあるから』
渚も睨んだまま、
奮然とする。





『……………あら、私は軽蔑なんてしないわよ。
ただ…………………………
貴女ほどの才女がそんな職に就くには、
余程の事情があると見たわ。ああ、同情もしてないわよ。

そちらの猿とは出だしが違うでしょ』



『あ?
てめぇ喧嘩売ってんのか?!』
理玖ががなる。


宗一郎が羽交い締めにした。





『軽蔑………しないんだ?
意外ね…………
一番に蔑視しそうなのに』
渚は少し力が抜ける。




『貴女を軽蔑するということは、
大学時代の私をも貶めるのよ!
この白石毬佳にそんなことがありますかっ』




『………………あのさぁ…………

アンタらさぁ、
結局お互い好きなんじゃん?』


宗一郎の手からやっと口が出た理玖が、
2人を見る。




「『はあ?!』」

毬佳と渚はくわっと同時に理玖を睨んだ。



『うわ、
美人がダブルで睨むとすげぇ迫力だなー。

何で久しぶりの再会を喜ばねぇの?』




「『………………………』」


『よ、喜べるわけないでしょう』
と毬佳。


『そうよ、
立ち位置も全く違うのに………』
シュンとなる渚。




『何だよ立ち位置って(笑)

さっきケーベツしてないってこの女医言ってたじゃん。

なんだっけ、ミスコン?
不味そうな名前だけどさ。
一時期ライバルだったんだろ? 
ライバルってお互い似てないとなれなくねぇか?
俺、自分より弱いヤツとケンカする気になんないもん』




毬佳と渚は、
互いにチラチラ見る。。


『何でもいーじゃん。
昔好きだったし、今も好きなんじゃん?
なら笑ってりゃよくねぇ?』
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