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〇〇を教えて。。
第8章 ウマくいったらHappyみたい☆
『久しぶりに仕事したら、
鈍ってて自分にムカついた(笑)』


『そうか。
1週間ぶりだものな…………』


理玖がガバッと体を起こす。




『宗一郎?

どうかした?何か変だぞ』


筋肉で引き締まった理玖の浅黒い肉体が、
宗一郎に傾く。




宗一郎は目を伏せ、
片手で理玖の髪を弄る。




『変じゃないさ。
言ったろう、疲れただけだ』




『そうか?ならいいけど』

理玖は再び寝転がる。


直ぐ、スースーと寝息を立て始めた。





宗一郎は理玖の長い睫毛を見ながら、
ズキズキ痛む胸をどうしたものかと考えあぐねる。




(罪悪感が酷い。

優月くんが抱え込んでしまったのは、
僕のせいじゃないか………………)




いま、優月に訊けたらいいのに。



僕が居たから遠慮をしたのか?と…………




優月は死んだのだ。


罪悪感にとらわれるのは違うのかもしれないが、
宗一郎はそう思わずにいられない。




もし、
優月が理玖に打ち明けていたなら。


産めたのではないか?


羽乃と別れて理玖と暮らし、
毎日騒々しく子どもを育てていたんじゃないか。



(何だかんだで理玖は自力で生きるチカラがある。

優月くんも同じ)



駄目だ。


宗一郎はとてつもない罪悪に押し潰されそうになり、
思わず頭を抱えた。








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