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〇〇を教えて。。
第8章 ウマくいったらHappyみたい☆
『早瀬、
副業はもうしないの?』
渚は訊ねる。




『あー…………………、うん。
悪ぃけど』
理玖は髪を搔いた。


『ヤって金になるから、ホントはしてもいいけどな。

でも宗一郎がいるし……

それに、してると優月がちらつく』





やはりそうか。

渚は納得する。
『そうよね。
_______ま、今後借金ができたらまた来なさいな(笑)』




『ま~な。
そん時ゃ頼むわ』

真田が帰ってきた。
茎を花瓶に差し込む。
『おー、飾るとキレイだな~。

渚さん、早く良くなりますように』





『どうもありがとうございます。

早瀬は仕事大丈夫ですか?
ちゃんと出来てます?』




『ぼちぼちっすね。

相変わらず乱暴ですけど』





『ちょー真田さん、
本人いるのに言わないでよそれ』

和やかな雰囲気になった。



あまり長居をしても渚が疲れちゃいけない。

理玖は早々に引き上げることにする。



『じゃーな、また顔見にくるからさ!

暇だったらメッセくらいしようぜ♪』

真田と帰ってゆく理玖。


引き戸がゆっくり閉まる。



渚は、
じわりと目に涙が滲んだ。


『____そーだ、忘れてた!!』
いきなりガラッと引き戸が開いた。


『きゃあっ』
驚いた渚。
(涙、見られてないわよね?)瞬時に思う。



『遥香。
ありがとうな。
世話になった』




(_____え…………)
渚は目を丸くする。 


理玖が自分に向かって、
頭を下げていたのだ。




『やだ、かしこまって………どうしたの?』



理玖は顔を上げた。
『俺、あんたのトコでラッキーだったよ。
短い間だったけど、
楽しかったから。サンキューな』





礼を述べる。


渚は、理玖の顔つきが変わったと感じる。


____精悍な表情になっている。




(それは…………………、
優月さんが亡くなったって経験から?
それとも、藤代さんがいるからかな………)
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