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〇〇を教えて。。
第2章 始まりそうな予感みたい☆
夕方4時。


ワゴン車に乗り込んで雨が続くなか、

会社へと戻った。。



『おお、理玖』
ガラス扉を押すと、
社長が居た。


『お疲れっす』


『サトナカさん宅も撤収か。

明日は晴れるようだぞ』


社長は背が低くやせ型の58歳。


いつも作業ジャンパー・スラックス姿。


天頂が朝日のように光………………
年齢相応の髪の量で、
オデコが広い。



『………理玖?
変なことをしてないだろうな?』

社長はたまにこうやって問題のある(?)社員を掴まえては、
牽制するように近況を聞き出す。


『してないしてない(苦笑)』

理玖は右手をプラプラと振る。。


『本当だろうな?
前借り5万は何に使ったのやら…』

『あーあれはちょっくら入り用で仕方なく』


ポン、と理玖の肩に手を置く社長。

『〔今度〕は無いぞ?
分かってるな』

『………あーい』
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