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〇〇を教えて。。
第2章 始まりそうな予感みたい☆
理玖は、
エンジンをかけて車を会社寮アパートまで走らせた。

駐車場に停める。。



スマホを見ると深夜2時になっていた。



『………優月、
結婚すんのか…………』




理玖はベッドに寝転んだ。

江名優月は、
彼女でもないし友達でもない。。


施設の部屋が隣だった。



理玖は親が片親。シングルマザーだ。
理玖が生まれる前に離婚したらしいけれど……
詳しいことを知る機会が無いままで母親は再び男を作って出て行った。


祖父母らしき人達が、
施設に理玖を届けた辺りからあまり記憶がない。

なぜ記憶がないかというと、小さ過ぎて覚えていないのだ。



優月とは年が同じだし、
何となく一緒にいた。


優月は自分は援交だの売春だの平気なクセに、
理玖が喧嘩をすると怒っていた。

1ヶ月前のカラオケの後のように。。





既読になるということは、ブロックはされていない。。

理玖はスマホを手に取り、優月に〔ゆづき、城田からきいた。おめでとー〕
と送った。。



既読になった。




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