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〇〇を教えて。。
第2章 始まりそうな予感みたい☆
藤代は、健やかな寝息をたてる理玖を見て部屋を出た。



『ああ、白石。
彼は眠ったところだよ』



廊下に白石毬佳が腕を組んで立っている。

『………獲物をゲットしたの?
あんな低俗なヤンキーなんで、貴方が見向きする筈無いのに』




毬佳は少々演技じみた声で言い、
溜め息を吐いた。


『………僕が決めることだ。
君には感謝しているよ』



毬佳が藤代の肩に手を置いた。

『………瑠樹【るき】の反動なの………?
貴方らしくもない………………』




藤代宗一郎は、
想定していた毬佳の皮肉に『かもしれないね』
と低く笑った。


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