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奈落の向こう側
第20章 弥生編・プロローグ
弥「はい、組織が定期的に巡回して
組織にとって不都合な行動をしないかを
監視しています」

私「では、私のところも・・・、でしょうか」

弥「はい、たぶん」

私「ここの会員になった後でもですか?」

弥「はい、そうです、会員様は全て
監視対象ですから」

この話を聞いて私は恐怖を感じました。

やはり、世間に公表できない組織なので、
もし変な行動をすれば直ちに存在を
消されるかも知れません。

私には心配のない事でしょうが
肝に銘じて置くことにしました。

私「弥生さんのお子さんは?
どのように・・・。」

キューっ、キュっキュっと絞めて、
弥「今は伏せます。話の流れで
その時が来れば話しますから」

ニッコリ微笑みました。
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