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汚くても醜くても生きている
第4章 過去恋
あの日
初めて手を繋いだ

あの日
初めてキスをした

一目惚れ

有り得ないと断言してた
君と知り合った時

なのに君と会った

有り得ない
有り得ちゃった

バカ ずるいよ

女の子扱いなんてするから

手繋ぐか?


好きになったかも
呟いた
交差点の信号待ち


かもじゃなく好きになってるやろ?

好きやで

君の関西弁が好きで

君の香りが好きで

君の私を触れる手が好きで

大好きで 大好きで
君の全てが愛しくて

ずっと一緒にいようね?

当たり前やん


あの歌の歌詞を
お互い歌った

毎週会うのが楽しみだった

だけど君は私を嫌いになった

泣いて 泣いて

忘れられなかった

ずっと

今でも忘れてない

だけど時は進んだ

いつの間にか気持ちは和らいでた

君の電話番号を消した時

ああ終わったと思った

今 君がどこにいるか知らない

だけどこの空の続く場所にいるでしょう

君が幸せであることを
ただ今は祈ってる
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