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ディスタンス
第5章 匠の浮気現場を取り押さえろ
さすがにその時は、匠も色んな商品に驚いて、
「瑠生…。お前、今夜…つけてみろよ」
とガーターベルトのついた黒の下着を広げて言うと、あたしはゾッとして頭を横に振った。
「絶対にいや!」
「すげぇなぁ」
まるで子供みたいなキラキラした目で、いろんなオモチャを眺めている。こんな匠は初めてだった。
*
来た。
オレンジのワンピース。
長い黒髪は降ろしていて、腰のあたりでカールが揺れている。
化粧が濃い。きつめのつり目。ほのかなパープルのアイシャドウ。
身長は高い。175センチはありそう。ハイヒール履いてるけど。
ハイスクール時代はバレーボールをやってたらしいから、ガタイがいい。
「瑠生…。お前、今夜…つけてみろよ」
とガーターベルトのついた黒の下着を広げて言うと、あたしはゾッとして頭を横に振った。
「絶対にいや!」
「すげぇなぁ」
まるで子供みたいなキラキラした目で、いろんなオモチャを眺めている。こんな匠は初めてだった。
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来た。
オレンジのワンピース。
長い黒髪は降ろしていて、腰のあたりでカールが揺れている。
化粧が濃い。きつめのつり目。ほのかなパープルのアイシャドウ。
身長は高い。175センチはありそう。ハイヒール履いてるけど。
ハイスクール時代はバレーボールをやってたらしいから、ガタイがいい。